各回の運転会にて筆者所有の車両が適切に走る点検をすることは不可欠です。ところが動力方式を統一していないため、同じ電圧を与えてもモーター搭載車1両における速度が同じとは限りません。与える電圧が12Vであれば筆者のレイアウトにある急曲線(半径420mmおよび360mm)を通過する際に脱線する恐れがあり、「まったりと楽しむ」ことがあいにくできません。そのため所有する車両の実車における用途を調べてそれに見合う速度となる電圧の設定を考えてみます。以前に少し述べましたが電圧を8Vに設定すれば筆者所有のモーター搭載車は問題なく走ります。ただし、以下の場合は与える電圧を変更します。(あくまでも基本的なものです。PWM制御のパワーパックを筆者は用いておりませんので、この点にご注意されれば幸いです。)
毎分25m以上走る場合:7Vに変更
毎分10m以上15m未満走る場合:9Vに変更
毎分10m未満走る場合:10Vに変更
ただ高速にて走る設定を行わない車両はこの限りではありません。スケールスピードという考え方もあるでしょうが、コアレスパワートラックまたはFM-D動力単体にて走らせると雰囲気がつかめるものの、現状では筆者の主観に基づく速さが一層説得力がありました。その結果希望する走行に見合うモーター(およびその回転数)・ウォームギア比の選択が今のところ大切のようです。筆者自身で決めると良いのでしょうが、幸い一部のパーツには情報が記載されていることもあり、これらを適切に活用して「速すぎず遅すぎず」の走行を見つけることを考えています。
今回も文章だけとなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます。