ひょうたん2号のブログ

鉄道模型に関して自己の体験談などを述べていきます。

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消費電流を少なくするために

 具体的には「いかにしてモーターに電流を伝えるか」ということで、筆者の意図がより明確に伝わるものと思います。そのつもりでどうか最後までお読みくだされば幸いに存じます。(以前に少し述べました。)

 

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 上の画像の車両(宮沢模型 東急初代5000系 3両編成 2019年購入)をそのままで走らせるとすぐに動力部が発熱したのです。天賞堂(花園製作所?)の旧パワートラック(車輪径11.5mm、WB31.0mm)が両先頭車に1台ずつ合計2台搭載されており、室内灯は蛍光灯(管球?)方式で各車両に2個ずつ、さらに先頭車両にはムギ球(ヘッドライトにナツメ型?1個と炎型電球が4個(標識灯と尾灯に2個ずつ))がついていました。「これではモーターに電流が行き渡りにくいのでは?」とすぐに思いましたが、動力部が発熱したので蛍光灯とともにパワートラックも置き換えの対象と判断しました。一旦フレックスライトLとFM-D動力(車輪径11.5mm、WB31.0mm)に置き換えたところ走行は改善されましたので、フレックスライトL(消費電流30mA、電圧12Vかつ無加工にて消費電力360mW)にLEDライトが搭載されていることから先頭車両の電球5個もLED電球に置き換えることにしました。(仕切りを適切に設ければLED電球は上側と下側の2個で十分かもしれませんが先頭部の構造および試験的要素もあったのでLED電球を5個使用することにしました。)その結果単車時でも編成時でも走行自体は一応改善されました。

 

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 上の画像は電球をLED化した後のものでここでは電圧8Vを加えたときのヘッドライト・標識灯点灯時(左側)と尾灯点灯時(右側)です。この先頭車両はFM-D動力を撤去しています。(それに伴い必要な片絶プレート車輪は余剰のパーツから使用。)なぜならFM-D動力を編成で2個搭載すると筆者のレイアウトでは3両編成では1分間に10mしか進むことができず、さらなる速度向上を目的としてFM-D動力2個を天賞堂コアレスパワートラック31Pに置き換えました。ここで一方のパンタグラフ搭載車に1台だけ取り付けたところ予想以上の走行をするため、当分の間この状態で走らせることに決めたからです。(まず単車にて安定した走行が続けば筆者の中では合格です。そして3両編成時での走行も行う予定です。)またカツミのロングシートプラ椅子を人形とともに取りつけました。オリジナルは下の画像からわかるように電気接点がこのように設けられていました。これも撤去しました。(すでにどなたかが別の車両で示されています。)もしこの電気接点を撤去しないままでフレックスライトLを取りつけると室内の一部が暗くなってしまいます。

 

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 同じ電流を与えるならできるだけ多くの電流がモーター部に届く工夫をしてみたく思い、一連の作業を行った次第です。(振り返るとたったそれだけのことで、きっかけは実にあっけないです。)あとは運転台エリアに仕切りを設けてLED電球の数を少なくできるか考えましたが、筆者の技量では一部のパーツに更なる加工を施す可能性が高かったので見送りました。(LED電球の取り付け位置を工夫すれば無加工でもよいのでしょうが、光の漏れをどう対処するかなどまだ思いつきません。もしかするとLED電球にこだわらず手持ちのパーツから使えることを考える方が長期的には早く解決できるかもしれません。(もっとも筆者としては優等列車を考えていないので標識灯を点灯させる必要がなく、点灯箇所を前照灯と尾灯2か所の合計3か所にすることも可能で、この方法なら余剰のパーツを使えそうです。)あとはプリント基板のサイズが小さくできれば一層良いのですが、最初の画像における車両の場合筆者の力量では少なくても長辺20mm・短辺15mmの大きさが必要となり、某社のモジュールの基盤の小ささには今更ながらですが改めて感心します。)

 

 今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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