ひょうたん2号のブログ

鉄道模型に関して自己の体験談などを述べていきます。

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ヘッドライト・テールライトのLED化

 筆者の鉄道模型における表題のきっかけは、KATO近鉄21000系の片方の先頭車のヘッドライトが10V以上で点灯し始めたことです。(他方の先頭車は5V付近から点灯し始めます。テールライトは両車とも5V付近から点灯します。)現在は電流をできるだけモーターに充てたいため、該当する車両のヘッドライト・テールライトをできるだけLED化しています。下の画像はLED化した後のKATO近鉄モ21600の8Vにおけるヘッド・標識灯・テールライト点灯時です。

 

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 電球が標識灯にも使われていた別の車両もありますので、この場合同じ電圧を与えると走行が遅くなる傾向がありました。以前に述べましたがこれではモーターに適切な電流が伝わらなくなることにつながります。また点灯し始める電圧は(筆者の場合目測にて)LED電球の方が従来の電球(米粒球?ムギ球?)よりも低く、或る電圧以上にて明るさは同じように感じました。次の画像はカツミの12系客車でテールライトをLEDに変更したもの(右の車両)とオリジナルのもの(左の車両)とでの明るさの比較です。(ご存知の方は読み飛ばしてください。)ただし最大電圧は10Vとしました。

 

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 2.5Vの電圧にてLED電球が点灯していることがわかります。このLED電球の場合6Vまで明るさが増し、その後は10Vまで一定の明るさでした。(従来の電球では6Vあたりで点灯し始め電圧を上げると明るさも増していきました。)
 2020年3月上旬にテープLEDと合わせて電球色と赤色の砲弾型LEDを購入して該当車両に使用しました。おかげで筆者の予想通りに電球への消費電流が減ったためか同じ電圧において走行が一層速くなりました。最大電圧(12V)を守った上でそれより低い電圧にてスローでない走行を見せれば筆者の中ではひとまず安心です。その電圧が今のところ8Vです。(スロー走行に興味のある方とは異なる立場にあるかもしれません。走行の場合、モーター・ウォーム・ギアなどの要素が加わってはじめて一つの場合が成立するものと考えています。)

 

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 課題は2軸の自由形電気機関車のヘッドライトLED化です。プリント基板もなければライト用セレンもなく、片方の車軸についている金属板が進行方向にある別の金属部に接触することで点灯します。(原理としてはある意味単純に思われます。この金属部が前後2か所にあることで進行方向に対応して点灯するのです。うまく説明できなくて申し訳ございません。)元の配線を活用して基板を取り付けることなく整流ダイオード・CRDを接続して極性に注意すればヘッドライトをLED化できるかもしれませんので、時間を見つけて取り組んでみます。(目的があって行うのですが今回の場合はスペースが少ないので注意を要します。上の画像のEB66のように缶モーター(換装済み)を搭載していれば比較的簡単に対処できそうです(ヘッドライトの明るさに注目くだされば幸いに存じます)が、旧式モーター搭載ならどう対処するか検討を要します。)
 
 今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
 
P. S. このEB66は配線を変更して本来ついている金属板の使用を停止しています。(そうしないと筆者の力量では逆行時にヘッドライトが点灯しなかったためです。)

 

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