「鉄道模型レイアウトテクニック」(監修 松本典久、発行所 株式会社 学研パブリッシング)によりますと、「どんなに満足のいく工作ができたとしても、色次第でイメージが変わってしまうことがある。」とあります。実物の車両においても塗装が変わるとその車両自体のイメージが変わることもあるようです。
例えば青色の場合「青15号」「青20号」「青22号」などあり、他の色の場合も一種類だけとは限りません。そのため未塗装のキットの場合適切な色の選び方をすれば「実物らしく」なるものと思われます。ところが筆者の覚えている中で気になったのは伊豆急の車両に使われているブルーの色(グリーンマックスではブルーCとブルーD)です。Zugのキットにグリーンマックス鉄道スプレーにて塗装した場合と他社から販売されていた完成品(伊豆急100系)の車両の色調がどこか異なるように筆者は感じたのです。(筆者の視覚に問題があったのでは、と思ったほどです。)
何よりも「ほどほどにキットを楽しむことができればそれでよい」という考えを筆者は持っており、塗装のときはそれなりに緊張します。マスキング・色を塗る順番も大切になりますので、もし筆者が今後もキットに取り組むことがあれば(屋根部を除いて)単色で大丈夫なものを選ぶこととなるでしょう。
今回は文章のみとなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます。
P. S. ここでは簡単に述べましたが、前処理として別の色で塗装するなどの必要が生じる点もあり、筆者の力量との兼ね合いで「体験」から述べさせていただきました。