今回述べるのは思い描いていた光景を筆者の力量で鉄道模型としての再現です。これは実体験に基づくもので複線における列車のすれ違いを筆者のレイアウトにてできるものなら、ということで行ってみました。まずは欧州型車両による場合です。
上の画像の場合、すれ違いの際の内側線路と外側線路における車両間の最小距離を知る目的もあります。この場合の最小距離は20mmです。したがって或るメーカーにおける一部車両の(車体断面ではなく)車体長の縮尺だけが1/87ではなく1/100または1/93(あるいは1/93.5?)であることもおぼろげながら想像つきます。そのためにはフライッシュマン(Fleischmann)の線路(Profi-Track)にて実証すればよかったのですが、筆者はこの時点にて或る事情からトリックス(Trix)あるいはメルクリン(Märklin)の線路(C-Track)を採用したため、その条件での結果を述べています。ご了承ください。
次はある日本型車両による場合です。
最初の画像と比較してすれ違いに苦しそうな印象がなく、連結部を気にしなければ筆者目線では問題なさそうです。(模型での車両の長さは約250mm、車両間の最小距離は20mmを越えています。)
最後は自由形2軸車両(日本型)による場合です。
以上3通りの画像を見る限り自由形2軸車両によるすれ違いが(車体長が短いためか)最もしっくりくるように筆者には思えるのです。(理由として連結部に違和感を抱くことがないからでしょう。)それでも半径360mmと437.5mmの曲線線路を問題なく通過できる車両に筆者は心から感謝しています。(そのための工夫も行いましたが割愛します、なぜなら筆者独自の加工ではなく他の人の方法を参考に加工したからです。彼らの方法につきましては検索すれば出てくると思いますので、そちらをご覧になるのが読者の皆様には(ある意味遥かに)有益と思われます。)
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。