筆者の鉄道模型における現在の「お遊び」的要素は「いかにして半径の小さな曲線上を走らせるか」です。少し難しいのですが、あくまでも一つの「お遊び」として鉄道模型をとらえたときに「筆者の力量でできること」を知ることも筆者には不可欠です。
表題のきっかけは欧州型車両を購入したことです。現在ならR2(約430mm)が最小通過曲線半径となっている車両もあるそうですが、筆者の購入車両は360mmだったので「これを有効活用して日本型車両にも適用しよう」と思いついたのです。妻面部を削るなどの加工をせず、伸縮カプラーの使用と連結面間隔の調整で対処しています。したがって模型としてのリアリティに欠けますが、小さなレイアウトを問題なく走行できることが筆者にはうれしいのです。(広いレイアウトまたは半径の大きな曲線上で走らせる立場とは対極です。)
2023年8月1日現在では筆者所有の全ての車両が半径420mmの曲線を編成状態にて通過でき、一部は半径360mmの曲線も通過可能です。またこれらの曲線を用いた複線のレイアウトを設定することで、ある車両における通過最小曲線が420mmか360mmかを判定できます。(同封の説明書にはさらに大きな通過最小曲線半径が明記されていますが・・・・・・。)この点は半分お遊びで半分真面目です。お遊びだけでは乱雑な扱いにつながる恐れがあり、真面目だけではどこか息詰まる感じがして(全くといってよいほど)楽しめないのです。そのため双方のバランスを取りながら筆者は鉄道模型に取り組んでおり、これからも「遊び心」を持ちながら鉄道模型に取り組みたく思います。
今回も文章だけとなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます。
P. S. 伸縮カプラーがしっくりこない場合を想定してIMONカプラー(HO-203、HO-205、HO-209)も予備パーツとして確保しています。