ひょうたん2号のブログ

鉄道模型に関して自己の体験談などを述べていきます。

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欧州型車両(1)

 今回紹介するのはRocoのドイツ鉄道IC(InterCityインターシティー)用客車です。購入したきっかけの一つは15年以上前にドイツにて乗車したことです。踏切もある線路上を時速200kmで走行するのは筆者にとってインパクトがありました。ただし車両によっては空調装置がなくICE(InterCityExpress、インターシティエクスプレス)どころか冷房装置のあるRE(RegionalExpress、レギオナルエクスプレス)より夏期は居住性が劣るかもしれません。区間によっては数日前までの購入という条件付きでRE利用時よりも安い切符も発売されていました。これから3両紹介しますがどの車両も実物にて乗車済みです。(本文中に出てくる5桁の数字は商品番号です。)

 

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 上の画像の車両(64688)は2等車で時速200kmの走行ができるよう前面形状に工夫がなされています。(連結される電気機関車も同様です。)また運転台が設けられていますので推進運転も可能です。この車両では客室内は座席で占められていますが、実車における一部の車両には自転車の搭載も可能です。(あいにく筆者はその部分の座席の形状を確認できませんでした。)

 

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 この車両は1等車(64910)です。筆者所有分は通路が端に寄せられ6人用の個室としても使用できるような座席配置で仕切りがあります。空いていると快適ですが1区画に6人が座るとそれほど快適でないこともありました。(実車の場合3列独立シートの開放式車両もあり、その場合窓配置は上の画像とは異なります。)

 

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 この車両は1等車兼Bordbistro(ボードビストロ、軽食堂車(筆者の印象としてビュッフェ)(64687))です。ICEに見られるBordRestaurant(ボードレストラン、こちらはもう少し食堂車の雰囲気があります)と比較して飲食用スペースは簡素化されています。模型ではカウンター付近に座席がありますので(画像では分かりにくいですが)一応雰囲気を想像して人形を乗せてみました。筆者がこの区画に入ったときは誰も利用していませんでした。(もっともコーヒーの車内販売があるためなのか車内販売を利用している客が一定数おり、コーヒー以外の飲食物は事前に購入するなど乗客自身で用意していました。)
 
 今回紹介した車両の場合1/87の縮尺のため1両の長さは約30cmになり、筆者の鉄道模型レイアウトでは3両が限界です。(これに機関車が加わると編成の長さは1mを確実に超えます。)現在は下の画像のように編成を組んで楽しんでいます。これらの車両は加工することなく半径360mmの曲線線路を通過できるようにカプラー部などに工夫がなされています。(機関車は別の機会で述べたく思います。)

 

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 今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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2021年(令和3年)を振り返って

 今回は時事的な内容を取り扱うわけではなく、筆者の鉄道模型における2021年を振り返るものです。5項目ありますのでどうか最後までお読みくだされば幸いに存じます。
 
1)昨年(2020年)よりも多く6回(2月、4月、5月、7月、10月、12月)運転会を行うことができ、トラブルもなく本年は特に大きな動きもなかったのでひとまず安心です。旧式モーター(カツミDV-181)搭載車両(EB45、EB58)も稼働しており、異臭の発生もなく安定走行のため今のところメンテナンスも問題なしとみてよいのでしょう。
 
2)今更ですが、MPギアが突然動かなくなった時の応急処置も偶然見つけることができました。(単に不良品であれば話は別ですが、筆者の場合は再生できたため不良品ではなく手入れのどこかが足りなかったものと判断しています。)応急処置後(2021年12月15日現在電車・気動車用MPギアのみですが)は走行も滑らかなので、その後の経過を筆者所有のレイアウトでの運転会にて注意深く見ており、偶然見つけた応急処置の妥当性の判断ができると思います。MPギアは毎日何時間も走らせていない限り寿命は20年くらいが目安である(そのため消耗品と割り切る方もおられるかも)と或る模型店にて教えてもらえたので、そのときの店員さんにこの場を借りて感謝します。確かに構造からネジ止めされている場所が分かるため(自己責任の下で)分解して内部を見ることもできます。エンドウのwebサイトでは1年おきにMPギアボックス内にグリースの補充が提案されており、この際にどうしてもネジを動かすことになるのです。このネジが小さいため筆者の技量ではネジを動かす際にも注意が必要です。これを契機にMP・インサイドを問わずギアの接触部に一層の注意を払うことに至ったのです。(詳細はここでは省略しますので悪しからずご了承ください。MPギア・ACEギアの利点を生かすためには(様々な意見があると思いますが)、(機械)工学的・物理的・化学的な視点が求められるようです。)
 
3)筆者の模型における「試験用車両」に変更が生じたことです。詳細は割愛しますが一定の役割を終えた車両が発生したことに伴うものです。筆者の鉄道模型に様々な影響を与えていますので、それらの車両を「役割を終えた途端に手放す」ことはありませんが、近い将来それらを手放すことも検討するでしょう。
 
4)2軸の自由形電気機関車(EB45、EB58)のヘッドライトLED化がひとまずできたことです。片方の車軸についている金属板が進行方向にある別の金属部に接触することで点灯するため、この金属部を活用しながらLED化を考えていたのですが筆者の力量では一方向しか点灯しないのです。したがってこの接点方式の代わりに搭載モーターの端子に接続することで両方向の点灯を実現できています。(地道な作業のため一つ一つの段階でそれなりの時間を要してしまいました。)結果的にLEDの極性に注意しながら配線を変更することで対処でき、その後の走行を2022年に月1回のペースで単機での点検にて考えています。下の画像はヘッドライトをLED化後8Vにおけるこれらの試験走行です。(ライトの色および明るさに注目されれば幸いです。)

 

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5)新たな車両が入線し、それに伴う手放す車両が発生しました。再開当初はこのような展開を予想しておらず収拾がつきにくくなりかけましたが、地道に対処することで何とか対応しています。(手放す車両が発生するくらいなら購入することを止めるのも選択肢の一つですよ、と指摘されますが。)これらの車両は現在脇役的な存在ですが徐々に愛着が湧いており大切に扱っていきたく考えています。(詳細はどこかで述べる予定ですので、今回はご容赦下さい。)
 
 今回は長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます。そして2022年が読者の皆様にとりまして良いお年でありますように。

 

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