ひょうたん2号のブログ

鉄道模型に関して自己の体験談などを述べていきます。

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試行錯誤(鉄道模型用モーター編)

 今回は日本型車両に限定して述べたく思います。2021年6月27日時点にて筆者が所有する車両に搭載されているモーターは以下のいずれかです。(モーター5・モーター7の詳細はあいにく把握しておりませんので、悪しからずご了承ください。)

 

モーター1:キヤノンモーター EN22(一般用両軸・一般用両軸 軸短)

モーター2:キヤノンモーター LN15(両軸)

モーター3:缶モーター(MC3B00あるいはアルモーターV)

モーター4:DV-181(カツミ)

モーター5:KATO EF510搭載モーター

モーター6:IMON 両軸モーター 1215D 12-10-15

モーター7:天賞堂コアレスパワートラック搭載モーター

 

 現在7種類(さらに予備として3種類)あり、将来整理することと思います。走行はウォームギア比・車両の重量・加える電圧・車輪の転がり具合(抵抗?)に依存するようです。(もちろん回転数・起動トルクなどにも依存するようですがそれらに触れることなく簡潔に述べます。)モーターなし車両を連結して編成を組むならば金属製・プラ製問わずそれらの転がり具合も大切です。単車では問題なくても1両つないだだけで期待通りの走行が得られるとは限りません。(坂のあるレイアウトをお持ちの方なら特に実感されていることと思います。)モーター4のDV-181は徐々に3の缶モーターに置き換えられています。(MC3B00は重宝していますが、数年前から少なくとも実店舗にて見かけなくなりました。類似品は中国製にてあるそうですが今後の需要を鑑みて(手数料を含む購入費用との兼ね合いもあって)必要分のみアルモーターVを購入しました。)ところが昨年天賞堂コアレスパワートラックを購入してからその搭載車両が筆者の予想以上の走行を見せるため、今年(2021年)のある日モーター車1両のみで1分間に進んだ距離を点検した結果を下に示します。ここでの作動電圧は8Vで16:2および20:1はウォームギア比です。[注]

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[注]電車用(正確には電車・気動車用)MPの歯車比は13:2が標準です。
   機関車用MPの歯車比は筆者所有の車両の場合1:9.45。
   詳細は「株式会社エンドウ MPギアの使い方2 マニュアル&カタログ」p.4参照。
   モーター6でのギア比はFM-D動力のため17:1。

 モーター3のアルモーターVはMC3B00モーターよりも価格は高いものの1.5Vの電圧にて作動し始め、ウェイトの置き方・ウォームギア次第で滑らかな走行(ラピッドスタートは今のところなし)を見せますのでひと安心しています。あとは編成時での走行に(著しい速度低下などの)問題なければ筆者の中では合格です。
 読者の皆様もご存じのように、鉄道模型におけるモーターは十分な回転力を持っていると思いますので、その特性を効率よく活用したく思います。その点では他のパーツの場合と同様に良い勉強になります。確かに電圧を高くすればそれだけ速く走行できるのでしょうが、筆者の場合10Vまで与えなくても先ほどの表で示すように1分間に20m以上の走行を見せますので、もし何か問題が発生すればその原因を取り除くこととなります。そのため室内灯・ヘッドライト・テールライトなどの照明類もできる限り消費電流の少ないものに交換してきました。その他にも点検することはありますが、本題から逸れてしまいますのでここで終わらせていただきます。

 今回も長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます。

 

P. S. 予備としての3種類とは、キヤノンモーターEN22(多分高速用?)とLN14(両軸)およびLN12(両軸)です。LN14(両軸)は既に製造中止(廃番)となっており、或るキットを購入したときに含まれていたのは今振り返れば幸運と思います。(もっともLN14(片軸)は或る模型店にて見かけます。)LN12とともに短い編成における走行点検を考えており所有している車種の選択に入る予定です。(この場合コアレスパワートラックとの比較もやり方によっては可能のようです。)EN22(多分高速用?)はEN22一般用と交換して期間限定の性能実験および車種の選択に入る予定です。また期間限定の性能実験終了後は元のEN22(一般用両軸)に戻すことが前提です。(「多分」と述べているのは或る車両から余剰バーツとして取り出したところモーターの詳細(記載されている情報など)が不明なためです。形状はEN22高速用とよく似ており筆者の知る限り同じ電圧をかけるとモーターの回転がEN22一般用よりも速いようです。)

 

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鉄道模型用人形の使い分け

 今回の記事は2021年2月に公開したものの改訂版となりますので、悪しからずご了承ください。(これに伴い2021年2月公開の記事は削除しました。)レイアウトを組むときに迷ったのが人形を置くことで、きっかけは数年前に或るジオラマを見たときでした。詳細を述べることは控えますが、そこには建物・山・川の他に道路もあり遠隔操作にて車が走っていたのです。野外コンサートの模様も再現されておりイルミネーションの演出とともに多くの観客が楽しんでいました。またそのジオラマでは大人が子供よりも楽しんでいた印象がありました。(下の画像におけるブレはご容赦ください。)

 

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 このことをきっかけに自分の性格をふまえたとき、気が変わりやすいことを考えてレイアウトを作りこまなくてもできることを探していました。そんなとき別の場所の貸しレイアウトで走っている車両に人形が乗っているのを偶然見かけました。「これなら自分でもできるのでは?」と思い、試しに外国製の人形(60体入り)を購入しました。

 

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 これらの人形が1/87のスケールであることを考えると筆者には少し大きく感じることもありますが、実際にありそうな雰囲気ですから大切に扱っています。(それこそNOCH(ノホ)やPreiser(プライザー)にて検索されますと多くの商品があります。)そして少し小さめのものを検索しますと通販(または実店舗)にて売られています。そして他の模型人形を購入したときに悩んでしまいました。「たかが模型人形」と思われるかもしれませんが、よく見ると下の画像に示すように何かと違いがあるので、このことを利用した使い分けを行う必要が将来的に出てくるものと感じました。(全体の造形からある程度察しはつきますが、さらに顔の部分に注目されれば分かりやすいものと思います。画像が小さくて見づらい点はご容赦下さい。)

 

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 上の画像では左から順に外国製(NOCH)の塗装済み座っている人形、外国製(Preiser)未塗装の人形(一応鉄道員および旅行者で、筆者が塗装しました)、塗装済みの座っている人形(YFS模型人形)です。最後の場合は基本的に車内に搭載するものですからそこそこの造りであり、原色系の色合いが多いためファッションとしては「?」でしょうが「車内に搭載するための」人形ですから筆者目線では問題ありません。それでも色の種類を増やそうと購入時点での色の偏りを減らすために一部の人形に白・黒・銀の色をペイントマーカーでつけました。(その後12色の油性マーカーを購入して未塗装の人形などに色づけを行いました。ただし一部にグリーンマックス鉄道カラーの青15号、青20号、ダークグレーを使用しました。)

 

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 そこで対象となる車両数と1両あたりに乗せるおよその数を決めて(地方路線を想定しており車内に立ち客がいなくても問題なく、低い乗車率となりますが)塗装済みの座っている人形を配置しました。ただし人形を加工しない(具体的には足を切らない・削らないまたは腰部を削らない)ことが条件です、なぜならこの時点での人形の使用目的は決まっておらず、もし一旦加工すると使用用途が限られるためです。なお購入した車両の座席付近を加工することもありますが、車両部分を加工することなく人形を乗せることを優先しているので、座席付近を加工せず人形を加工することもあります。(この場合それらの人形の使用目的は限定されますので、気が変わってもそのままです。)

 

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 現在は座っているものと立っているもの(立っているものは購入当時大半が無塗装)があり、後者のごく一部は寝台車両に強引に取り付け、古着から切り取ったものをシーツに見立てて人形にかぶせています。(上の画像は試行錯誤段階の場合です。この状態で寝台に取り付けることは決して行いません、念のため。)ただし人形を両面テープで椅子・ベッドにくっつけた簡単な処置です。なお筆者の場合車内の立ち客がいないことを想定しているため、立っている人形をホーム・駅舎などに置けるかの可能性を探っています。(そしてレイアウト上に或る雰囲気を再現したいので、そのための場所を見つける必要が出てきます。取り外しができやすいように土台をジオラママットから捻出するかもしれません。)そして少なくとも座っている人形全てを配置させるためには複雑な入れ替えが発生しそうです。その後立っている人形の配置に取りかかります。したがってこれらの人形の造形具合もある程度重要になってきます。その点では使い分けが必要であると感じました。

 

 今回も長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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