ひょうたん2号のブログ

鉄道模型に関して自己の体験談などを述べていきます。

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MaxモデルNDC-F91フリー改造用電車の近況

 2018年11月に購入したこの商品は単行かつ他車との併結を考えておらずフリーモデルである点を踏まえて試験用車両として扱っています。天賞堂コアレスパワートラックを搭載して実験を行ったところ愛着が出てきたので、組み立て時の失敗部分を修正(汚れたりヒビが入ったプラ板の入れ替えなど)して予備のパーツを取り付けました。

 

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  そこで自作の青色の帯(シール)を試験的に取り付けました。運転台の貫通扉上は方向幕化してライトは左右上部に合計4個としました。種車を考えるとライトはこの位置がしっくりきますが、この措置は備え付けのパーツを活用する目的でもあります。また下にある穴の部分にバンパーのつもりで金属製の余剰パーツを取り付けました。このパーツは無着色のため車体の帯の色を最終的に決めてから着色する予定です。この部分は標識灯・尾灯を考えており着色した何かを貼り付けて処理することを考えています。(すなわち電球を入れないことです。)

 さらに出入り口のステップも他車との兼ね合いでほとんど切除して「試運転」の方向幕を側面部も含めて4か所につけてみました。画像では分かりにくいですが英語(Test run)表記も含めてUDフォントに近い字体を使用しました。さらに2種類のクロスシートを取り付けてみました。

 

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 ただし元のプラスチックを活かすため白色部分は屋根部を除きそのままです。前面部と側面部の接合部を目立たなくする処理も検討中です。屋根部は取り外しができるようにかぶせているだけで接着していません。(屋根部にそりがあるためそのままかぶせると隙間が生じるので、かぶせたときの隙間を目立たなくするために前面部にかかる部分を少し削りました。)またこの状態にて室内灯を取りつけて点灯させると下の画像のように透けてしまいます。(今回の画像にはありませんが、透けるのを抑える方法は他のプラスチック製車両にて実証済みです。)

 

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 天賞堂コアレスパワートラック(26P)を1台搭載するとこの車両はウェイトを搭載しなくても滑らかな走行をしました。かつてこの車両にウェイトを最大80gまで搭載してかつ搭載方法も変えながら走行させました。その結果、8Vの電圧ではコアレスパワートラックを含む車両全体の重量が100g程度であっても、ウェイトを搭載することなく良好に走行できたのです。(ウェイトの形状および載せる位置にも注意を払わないと筆者の場合プラスチック製の床下が歪むこともあるようです。)また筆者のレイアウトは急曲線があるため電圧が高いと高速走行のため脱線する恐れがあります。そのため最大電圧を8Vとしています。その後も走行状態は良好だったので昨年9月から別の余剰動力と交換して試験運転(性能・耐久性点検)を行っており、8Vの電圧にて毎分23.5m進むことができました。

 

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 当初の予定ではここで作業を止めて今年(2021年)12月まで月に一度試験運転する予定でした。ところが予備パーツを活用するため上の画像に示すように床下機器を他社の電車用パーツに置き換えました。(ただし商品購入時の床下機器はディーゼルカーのようでした。新たに取り付けた床下機器はダークグレーで着色してみました。)そして搭載していた余剰動力の試験運転もひと区切りついた(どうしても安定性に欠ける走行となってしまうのが最大の理由)ため、この車両の動力を撤去することで一旦ディスプレイモデル化(T車化)して、カプラーを取りつけておきます。一方で室内灯を搭載したままの状態ですから、遮光を目的とした車体内部塗装およびディスプレイモデル化に伴う配線処理も必要です。(一度組み立てたものをバラすことになるので気分が萎えてしまいます。そのため室内灯を外すことも選択肢の一つです。)そして搭載していた余剰動力は処分となります。(そのうち他の余剰動力を搭載するかもしれませんが、かさ高くならないようにしたいので動力搭載の際は床板を加工することとなりそうです。)

 

 今回は文章が長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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試行錯誤(COB編)

 以前(2020年11月18日)に室内灯のLED化に関して「テープ式LEDにこだわらなければ巷に売られているものを活用することで室内灯の役割を担うことが(あくまでも原理的には)できそうですし、Nゲージの車両にて使用されている例もあるそうです。」と述べました。その時詳細は敢えて伏せましたが、具体的にはCOB(Chip on board)付きのライトを検討しており、今回は以後の進展を簡単に述べます。筆者が別の商品を購入する目的であるお店に入ったときに偶然COB付きのライトが筆者の目に入り、「もしかしたら?」とひらめいたことがきっかけです。後日別のお店にて試しに購入して必要部分のみを取り出して下の画像のように3つの場合について検討しました。

 

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 それぞれの状態は(ごく簡単ですが)次のようになっています。

上段:封入樹脂寸法 4mm×35mm チップLED7個

中段:封入樹脂寸法 7mm×44mm チップLED10個

下段:封入樹脂寸法 8mm×61mm チップLED12個

 封入樹脂を傷つけたくありませんので筆者はチップLEDの寸法を(デジタルノギスを用いて)正確に測定していませんが、見たところ中段のものは他の場合より小さくなっています。(また取り付け間隔も1mmほど短くなっています。)ただこれらに共通しているのは、プラスとマイナスの端子部があるため必要なパーツをハンダ付けできることです。これだけでもテープ式LEDを改造するよりも筆者の力量では手間が省けます。

 

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 ここでは上の画像のようにCRD(ここではE-103を使用)と整流ダイオードを取りつけて電圧をかけると点灯できます。右側は9V電池(006P)にて点灯させたときです。また画像にはありませんが左側の場合3.5Vにて点灯開始しました。)したがってCRD・整流ダイオードの代わりにブリッジダイオードだけを向きに注意して取りつければ、電源側のプラス・マイナスが入れ替わっても点灯できることから一部のホーム・駅舎に取りつけてみました。(もっとも極性に注意を払えば、ブリッジダイオードを取りつけなくてもコードをつないで3Vの電圧をかけることでこのLEDも点灯できるようですが、今回は省かせていただきます。)その結果を下の画像にて示します。

 

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 ホームの場合は比較検討するため、形状が異なる封入樹脂を取りつけています。この場合電池2個を用いて点灯させていますが、おそらく2個の電池の容量が違っているため明るさに違いが出ているものと思われます。
 最後になりますが、今回の記事作成に関しまして以下の記事を参考にしました。この場を借りて深く感謝します。

 

100均COBライトをNゲージに③【終】<S_Blog>

https://s-kt.hatenablog.com/entry/2018/11/08/005409

 

100均ライト改造報告No.27-3【COBホルダーライト改造】<ヤマネ製作所な日々>

http://yamane-factory.cocolog-nifty.com/yamane/2020/03/post-0541b8.html

 

 今回もお読みいただきありがとうございます。

 

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