ひょうたん2号のブログ

鉄道模型に関して自己の体験談などを述べていきます。

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筆者のレイアウトを決めてくれたきっかけ

 筆者のレイアウトを決めてくれたきっかけは欧州型車両であり本当にありがたい存在です、なぜなら或る車両(車体部分の長さが約30cm)の曲線通過最小半径が356.5mm(あくまでもメーカーによる数値)だったからです。(きっかけは他にもあり、数年前に現地で実物車両に乗った体験によること、また現地で偶然立ち寄った鉄道模型店にて模型車両を見た際にいろいろと感じたことです。)

 筆者はそれまで半径の小さい曲線線路に興味がなく当初は戸惑いました。そのときは「そういう車両もあるんだ」と漠然と理解していましたが、「これが一つの事実ならこれらの車両を購入するのも良いのでは?」と思うようになりました。レイアウトにスペースを取らなくて済むため、半径の小さい曲線線路上では2両以上の編成の場合(車体長の短い車両を除いて)連結部の角度が(最後の画像で示すように)急になって上から見ると筆者には違和感があります。その一方で「自分のレイアウトで楽しむ限りそれほど問題ないのでは?」と考えるようになりました。(単行車両でも線路からはみ出る部分に違和感を持つことは割愛します。ご了承ください。)日本型車両の所有が多いため2線式の集電方式を採用している車両(電気機関車気動車・客車)を購入し、ほぼ全てがプラスチック製車両です。これに伴い線路・ホーム(組み立て式)を購入しました。(また従来所有していた金属道床線路は処分しました。)

 

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 上の画像の左側の電気機関車(Fleischmann, 432001)ではモーターが中央に配置されておりカルダンシャフトを介してウォームギアにて台車を駆動させる方式で、右側の連接構造を有する気動車(Trix, 22211)とともに半径360mmの曲線線路を通過できますのでそれなりの工夫がなされています。この気動車の場合モーターは連接部分にのみ搭載されています。昨年(2020年)11月に紹介しましたように客車にはフレックスライトL(庄龍鉄道)を延長して取り付けました。

 

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 購入後に気づいたのは、上の画像は実車では2両とも確か同じ長さですが模型では長さが異なることです。(下段の画像に注目されれば幸いです。)スケールモデルであれば上側の白色車両(Roco, 64910)が正しいと思われます。また車両らしく見えるのは下側の赤色車両(Fleischmann, 562084)であると主張する方もおられるようです。もしかすると両社で車両作りのコンセプトが異なるのかもしれません。(同一形態の車両での比較になっていない点はご容赦下さい。)筆者はこれをうまく説明できませんが曲線線路の扱いがメーカーによって異なるようです。複線を構成する場合内側の曲線と外側の曲線では半径の長さに差(筆者所有の線路では77.5mm)が発生します。ところがその差はメーカー間で異なっており(63.5mmとか76.5mmなど)この点が車両の長さに反映されているからなのでは、と推測しています。(すでにどなたかが述べられているかもしれませんので、ここでは割愛します。)

 

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 筆者は欧州型模型に詳しくないため分かりませんが、(今回の画像にはありませんが)細かい表記も再現されていることと、購入時点にてそれらの表記がすでに取り付けられている(印刷されている?)のは筆者には扱いやすく好都合です。最初の画像のように車両によっては急曲線を通過できる特徴があります。また直線線路上での連結具合は決して広くなくかつ(上の画像では分かりにくいですが)曲線通過時にカプラーがその特徴を発揮するようです。(筆者所有の車両では或る箇所にそのカプラーの輪状部分を取りつける(あるいは引っかける)のです。したがってこの場合台車マウントカプラーではないかもしれません。)ここでは半径360mmの曲線線路も通過できます。

  今回も最後までお読みいただきありがとうございます。