ひょうたん2号のブログ

鉄道模型に関して自己の体験談などを述べていきます。

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筆者のレイアウトを走る車両のイメージ

 レイアウトを組むに際して走る車両のイメージは考えさせられた点であり、そのため車両の選択に筆者は結構悩まされました。鉄道模型の再開当初は以下の発想があり、現在でもこれらの発想に従うようにしています。
 
1.冷房車両を走らせる。

2.周囲に何もない平原を走る。(できればローカル的な要素も入れる。)

3.欧州型車両を走らせても違和感がない。

 (電化区間は直流を想定。ただし欧州型車両を走らせる場合はその限りではない。)

4.基本編成は4両(模型では1m)まで。

5.以前から所有している2軸車両および自由形車両も走らせても違和感がない。
 
 これらの条件を満たす車両に絞りましたが、まず1番目の条件を満たすために非冷房の車両は原則として除外されます。(時代は特に設定していませんが、筆者の住む地域では一部の路面電車などを除き非冷房の営業用車両を見かけることがないため。)そのため筆者が所有する非冷房車両の一部にも強引ですが下の画像のように冷房装置をつけました。現車に忠実ならその他のパーツもつけるべきでしょうが、或る現存する車両をヒントにして簡素化してみました。

 

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 2番目の条件はアクセサリーをあまり置きたくない理由もありますが、仮に置くならば取り外しの容易な方法を考えておくことが必要になります。ただアクセサリーよっては日本と海外とで異なる場合があります。それが面倒に思えたので平原を走る光景を選んだのです。(もちろん旅行などを通した実体験に基づく要素が大きく、一部は今でも記憶に残っています。)ただし「気が変わったとき」「気分転換」の際にアクセサリーを置くスペースは確保しています。
 
 3番目の条件を満たすには筆者の場合2番目の条件とも関連します。欧州型車両を購入するとは再開当初想定していなかったので、欧州型車両がある現在では考えるだけでも難しくなるものと予想されます。(これも厳密には実体験に基づきます。)

 

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 4番目の条件は上の画像のように(少し分かりにくいかもしれませんが)一瞬でも編成全体が直線になることを意識してのものです。ただでさえ(1m x2m の)小さなレイアウトですからそれに見合う長さとすれば4両編成が精一杯です。この点については大きなレイアウトの方が自由度は高くなります。(一部に6両編成もありますが普段は4両に短縮して走行させており、長大編成で走らせるのとは逆の発想です。)そのため5両以上では性能確認の意味合いで走らせるにとどめています。したがって機関車牽引の列車では本当に短編成となってしまいますが、実物そのままでは長すぎる場合その列車の特徴をいかしながら短縮すれば手がかりがつかめるかもしれません。
 
 最後の5番目の条件は鉄道模型であることを考えた場合に「ディスプレイモデルとして飾るのも良いがやはり走らせてナンボ」という発想からきているものです。このときは自由形車両だけまたはスケールモデルの車両だけをレイアウトに走らせることで対応するようにしています。(もっとも2軸貨車をつないだ貨物列車を参考にすれば、組み合わせによっては自由形車両とスケールモデルの車両を混ぜて走らせることもできると思いますが。)
 
 今回も最後までお読みいただきありがとうございます。