ひょうたん2号のブログ

鉄道模型に関して自己の体験談などを述べていきます。

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自由形車両との出会い(その他の金属製車両編)

 客車・電気機関車を所有しています。最初の出会いはある模型店にて中古で売られていたカツミのED100形電気機関車です。改造されたものですが、テールライトも点灯できて雰囲気が良かったので2013年12月に購入しました。(オリジナルではテールライト点灯せず。当時の画像はありません。)

 ところが購入後10日ほどで台車(ダイキャスト製?)が割れてしまったのです。オリジナルの台車がなかったため別の台車を購入して付け替えました。そして購入後3年足らずで突然動かなくなったためMPギア化することに決めました。方法はすでに誰かが公開されていたのを参考にして2016年12月にMPギア化が完了しました。その過程でヘッド・テールライトをモデルシーダー製のものと取り替えました。それからは順調に走行し、前回述べた金属製ボギー客車5両を難なく牽引します。(寸法がやや小さいためウェイトなどの取り付けに苦労しました。)

 一方でオリジナルのED100形を昨年(2019年)オークションにて青色と赤色を(いずれも5000円程度)落札しました。どちらも状態が良いので青色の方にMPギア化したモーター部を載せ替え、セレン整流器を撤去しました。(総重量は330gです。)赤色の方はオリジナルのままで旧式モーター+インサイドギアの組み合わせでしたが、先日走行中に異臭が発生し処置を行ったものの再び異臭が発生したため缶モーターに換装しました。ただ缶モーターが軽いためウェイトを補重して総重量385gにて前回述べた金属製客車を5両(カツミの国鉄20系、総重量:1190g)まで牽引できます。(牽引時の安定した走行なら缶モーターを1個追加するとよいのでしょうが、この点については後述するED58で行っており同じモーターを使用しているのでモーター数の違いによる比較もできます。ただしウェイトの重量は両者で異なります。)また最近これらの2両はヘッドライトを市販の砲弾型LEDライト(電球色)に、台車をダイキャスト製のDT129にそれぞれ変更しました。(これに伴い基板・整流ダイオード・CRD・小型カーボン抵抗をLEDライトとともに購入しました。)

 

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 最初に購入したED100はこれらの入線に伴い一旦部品取り車化しました。その後余剰の動力が発生したため余剰・予備部品を集めて走行可能な状態にしてみました。ところがその動力の車輪が直径11.5mmだったためより大きなもの(直径14.0mm)と交換しました。(上の画像の通りです。ただし元の車輪は圧入タイプであり市販されているものはネジ切りタイプのため車軸を加工しています。)ところが他の車両と並べますと少し違和感があります。(実はあるトリックを行っています。そうしないと車高が高くなってしまい他車と並べなくても違和感が出てしまいます。上の画像でも床下機器がないためさらに違和感が出ますので、余剰のバーツを探しているところです。)ところが先日試験運転にて金属製ボギー客車5両をゆっくりですが(1分間に11.7m進みました)牽引できたので、当分このままの状態で過ごしそうです。(次回の点検時にてもう少し速く走ってもらえれば、と期待しています。)

 

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 残り1両のED58も委託品ですがある模型店から購入しました。地方私鉄にありそうな雰囲気が良いです。後述する客車4両を牽引して順調に走行しています。モーターから異臭がしたので点検後缶モーターに交換してウェイトを補重しています。先日性能実験という名目で金属製ボギー客車5両を牽引させましたがやや遅かったため、缶モーターを1個追加したところ一層安定した走行となりました。したがって当分この状態(重量は395g)で過ごしそうです。(一周4.9075mのコースを機関車単独では19秒、この金属製ボギー客車5両を牽引した場合は21秒をそれぞれ要しました。なおどちらの場合も加えた電圧は8Vです。上の画像はモーターが1個のときです。)特に単独運転時では電圧1.5Vから滑らかに動き始めスムーズな走行を見せます。(この現象は赤色のED100でも見られます。)

 客車は当時のカタログによりますと、「自由形 あさかぜスタイル 中型ボギー客車」です。長さは約21cmですが、2両はベンチレーターの形状が非貫通型ナハフ・ナハニと異なります。昨年非貫通型ナハフをオークションにて残りを委託品としてそれぞれ購入しました。室内灯(フレックスライトL、ナハ二のみTOMIXの室内灯)を取り付けるため台車はプラスチック製TR-217(TOMIX)に交換しました。(オリジナルは金属製台車・両絶車輪のため筆者の技量で配線を行うとショートする恐れがあるため。)それにカツミの特急型プラ椅子を取り付けて人形を載せています。

 なお今回紹介した車両のカプラーはIMONのHO-209またはHO-205に付け替えました。また画像にはありませんが現在は可能な限りプラ板を取り付けて窓を表現しています。またインサイドギア方式の機関車の場合、ウォームギア・歯車・軸受部に最近購入したオイルを補充して走行性の点検を行っています。(それまで機械用オイルを補充していましたが、諸事情によりオイルを変更しました。)今のところインサイドギアから生じていると思われる音も機械用オイルの時よりも一層静かになるとともに走行が一層滑らかになりました。もしこの調子にて改善されれば自由形車両の機関車全てにこのオイルを定期的に補充します。(すでに他の車両にも適用しています。)

 今回紹介した自由形車両も1両を除いて半径360mmの曲線を無加工で通過できます。この1両がMPギア化したED100でユニバーサルジョイントを別の物に変更しています、なぜなら曲線通過時にセンターシャフトが度々外れてしまうからです。しかしセンターシャフトを長くすると直線走行時に問題が生じる恐れがあり、実験的にユニバーサルジョイントを変更したところ走行音もユニバーサルジョイント装着時と比較して一層静か(もっとも構造が異なる電車・気動車用MPギア搭載時よりも確実に静かです)になり曲線通過時も問題ありません。(あとは変更した物の耐久性と牽引時の走行に着目する予定です。批判されるのは承知の上ですが。)

 

 今回も最後までお読みいただき本当にありがとうございます。