今回も筆者自身の体験記(前回の続き)としてアクラス国鉄205系電車、maxモデルのNDC-F91フリー改造用、エンドウのキハ110素材キットについて述べます。(エンドウのワフ29500は他の方がすでに感想などを公開されていますので割愛します。なお2015年12月に組み立てたもので、テールライト・室内灯をつけていません。)
アクラス国鉄205系電車は組みやすかったのですが、先頭車両の先頭部に取り付けるパーツと側面部を合わせると先頭部がなぜかはずれてしまいます。側面部を削らずに処置したもののダメでした。モハの1両に天賞堂のパワートラックを1個取り付けましたが1年以内に突然動かなくなりました。それなりに(3両編成化にて)楽しめましたので良かったです。やがてエンドウから205系南武支線色2両編成が発売されましたので、それと交代する形で廃車となりました。(なお画像はありません。)
NDC-F91フリー改造用(2018年11月組み立て)は組み立てやすく、余剰パーツを取り付けてクロスシート車化しましたが、ガラス部分の車体前面部へのはめ込みがきつくガラスにひびが入り、瞬間接着剤がガラスに付くなどで汚くなったため試験用車両として扱っています。そのため車体は塗装せず基本的に白一色です。(床下機器は気動車ですがパンタグラフも取り付けました。)冷房装置はAU75Gを、台車はDT32を取り付けました。天賞堂のコアレスパワートラック26Pを1個(および直上付近にウェイトも)取り付けて耐久性実験を行っています。
エンドウのキハ110素材キットは塗装済み車体のため評価が分かれるかもしれませんが、個人的にはこれで良いと思います。今年(2020年)1月に組み立てました。(現在は2両目の試験用車両と化しています。)車内床面部がKATOの製品ほどかさ上げされていないようです。IMONのFM-D動力を1個取り付けて走行を楽しんでいます。ただし無加工のままで取り付けますとどうしても車高が上がって違和感がありますから、この動力を装備し続けるのなら床板部(特に金属部)を加工する必要があるでしょう。あとは(試験用車両の用途をはずれますと)室内灯とともにヘッド・テールライトを同封のパーツを用いて点灯させる予定です。よって屋根はかぶせたままの状態です。
以上2回にわたって述べましたが、強調しておきたいのはキットには完成品と違う意味にて面白い要素があると感じたことです。もちろん様々な道具が必要になるのは言うまでもありません。(エアブラシなども本当は備えておくと良いのでしょうが、多少高くついても缶スプレーがありますので今後の需要を鑑みて筆者は缶スプレーを選びます。)また筆者は腕に自信がありませんのでミニルーターを購入しました。これだけでもある程度の修理・加工ができますので助かります。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。