以前(2020年11月18日)に室内灯のLED化に関して「テープ式LEDにこだわらなければ巷に売られているものを活用することで室内灯の役割を担うことが(あくまでも原理的には)できそうですし、Nゲージの車両にて使用されている例もあるそうです。」と述べました。その時詳細は敢えて伏せましたが、具体的にはCOB(Chip on board)付きのライトを検討しており、今回は以後の進展を簡単に述べます。筆者が別の商品を購入する目的であるお店に入ったときに偶然COB付きのライトが筆者の目に入り、「もしかしたら?」とひらめいたことがきっかけです。後日別のお店にて試しに購入して必要部分のみを取り出して下の画像のように3つの場合について検討しました。
それぞれの状態は(ごく簡単ですが)次のようになっています。
上段:封入樹脂寸法 4mm×35mm チップLED7個
中段:封入樹脂寸法 7mm×44mm チップLED10個
下段:封入樹脂寸法 8mm×61mm チップLED12個
封入樹脂を傷つけたくありませんので筆者はチップLEDの寸法を(デジタルノギスを用いて)正確に測定していませんが、見たところ中段のものは他の場合より小さくなっています。(また取り付け間隔も1mmほど短くなっています。)ただこれらに共通しているのは、プラスとマイナスの端子部があるため必要なパーツをハンダ付けできることです。これだけでもテープ式LEDを改造するよりも筆者の力量では手間が省けます。
ここでは上の画像のようにCRD(ここではE-103を使用)と整流ダイオードを取りつけて電圧をかけると点灯できます。右側は9V電池(006P)にて点灯させたときです。また画像にはありませんが左側の場合3.5Vにて点灯開始しました。)したがってCRD・整流ダイオードの代わりにブリッジダイオードだけを向きに注意して取りつければ、電源側のプラス・マイナスが入れ替わっても点灯できることから一部のホーム・駅舎に取りつけてみました。(もっとも極性に注意を払えば、ブリッジダイオードを取りつけなくてもコードをつないで3Vの電圧をかけることでこのLEDも点灯できるようですが、今回は省かせていただきます。)その結果を下の画像にて示します。
ホームの場合は比較検討するため、形状が異なる封入樹脂を取りつけています。この場合電池2個を用いて点灯させていますが、おそらく2個の電池の容量が違っているため明るさに違いが出ているものと思われます。
最後になりますが、今回の記事作成に関しまして以下の記事を参考にしました。この場を借りて深く感謝します。
100均COBライトをNゲージに③【終】<S_Blog>
https://s-kt.hatenablog.com/entry/2018/11/08/005409
100均ライト改造報告No.27-3【COBホルダーライト改造】<ヤマネ製作所な日々>
http://yamane-factory.cocolog-nifty.com/yamane/2020/03/post-0541b8.html
今回もお読みいただきありがとうございます。